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- 取扱上の注意・メンテナンスについて
NGSハードウッド製品 取扱上の注意
天然木の性質をご理解ください
NGSハードウッド製品は、天然木を使用しています。樹種を問わず、木材は樹脂やアルミのような工業製品とは異なり、環境とともに経年変化を生じます。また以下のような天然木特有の個性的な特徴を伴う場合があります。自然の産物である木材は、同じ木から取られたものでも、1つ1つすべて表情が異なります。この点をご理解いただき、天然木をご活用くださいますようお願いいたします。
製品納品時に割れのあるもの(貫通していないもの)が納品される場合もありますが、強度上の問題はありません。

(左)逆目/(右)ピンホール
メンテナンスについて
天然木であるハードウッドをより長くお使いいただくためのポイントをご紹介します。
また、表面2mm程度削れば、中は施工時のままの色で、杉や桧の劣化のように木材の中の質量がスカスカになっているわけではありません。
もし退色が気になる場合には、塗装をお奨めいたします。
屋外の木材への塗装については、「ステインタイプ」と「ペンキタイプ」大きく2つのタイプの塗料があります。ステインタイプは浸透性があるので、顔料が木材にしみ込んで着色するため木目を生かした仕上がりになります。また、再塗装の際にも上から重ね塗りができる為手軽に扱えます。ペンキタイプは木材の表面に塗膜を作って保護するのですが、時間が経つと木材との収縮率との違いから剥離がおこり、そこから塗膜と木材の間に水が浸入する恐れがあります。また、再塗装の際には、一度塗膜をすべて落としてからでないと塗装ができません。
退色し始めた木材の塗装をする場合は、まず黒ずみや汚れを落としてください。そのあとササクレ等をサンドペーパーで軽く研磨して整えてください。ちなみに、プロの業者さんがする場合は漂白剤であく洗いをしています。
木材が充分に乾いた状態でステンプルーフを2回塗りしてください。2回目の塗装は半日以上期間あけて塗装してください。
詳しい塗装方法は塗料の取り扱い説明書に従ってください。

最初は美しかったウッドデッキも、8年間埃を浴び、潮風に吹かれるうちに真っ黒に。
これまでにも半年~1年に1度はデッキブラシでこすり洗いしていたのですが、木材団地の厳しい環境下ではなかなか追い付かず。

今回は高圧洗浄機の力を借りて、ウッドデッキの汚れを綺麗に洗い流しました。
その結果、どうでしょう。こびりついた黒ずみが取れて、うっすら木の色も戻ってきていますね!
汚れ落としに使ったのは、ホームセンターなどで購入できる市販の高圧洗浄機です。
木が濡れている間は色がわからないので、どれだけ汚れが取れているのかわかりにくいです。
なので、丁寧に洗浄することが高圧洗浄機を使うときのポイントです。また、高さのあるフェンスなどを洗浄する場合は、上から下へ汚れを落とすようにしましょう。
下から上にしてしまうと、汚れが上に向かって飛び散り、周りが汚れてしまいます。
なお、ハードウッド以外の柔らかい木材で作られたデッキに関しては、高圧洗浄機を使うと表面がはがれたり傷んだりすることもあると思いますのでご注意ください。